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ベニクラゲの若返りに3回成功
和歌山県白浜町臨海、京都大学瀬戸臨海実験所の久保田信准教授(56)は、「不老不死」の研究材料として注目されるベニクラゲの若返り実験で、同じ個体を3回若返らせることに世界で初めて成功した。久保田准教授は「若返りのメカニズム解明に近づく基礎が確立できた」と話している。この結果は、近く学会誌などで発表する。 ベニクラゲの若返り現象は、1992年にイタリアの研究者が地中海産で初確認した。その後、久保田准教授らが日本産でも確認し、2回の若返りまで成功していた。 久保田准教授は、今年5月15日に沖縄で4個体の若いクラゲを捕獲。うち1個体が捕獲直後に退化し、肉団子状になった。17日から植物の根のような役割を果たす走根(ストロン)が伸び始め、翌日には若い世代のポリプ(刺胞動物の基本形)に1回目の若返りを果たした。 22日から白浜に持ち帰り、飼育を続けたところ、この群体は成長して1カ月半で若いクラゲ(傘径0.7~0.75ミリ)を遊離させた。このクラゲのいくつかは7月5日から退化し、7日にポリプへ2回目の若返り。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090812-00000001-agara-l30